2012,Jul,16,20:19

風待ち

四季の中では冬が好きで、だけれど新しい土地で迎える夏はいつもより少し楽しみで、そんな夏。ここ最近は日に日に気温が上がり空気がずっしりと重くなっていくのが楽しみだったりした。

新しく買った小さなサーキュレータとアイスコーヒーで今日もなんとかしのいでたのだけど、Twitterのタイムラインを眺めていると外は快晴の真夏日となっているらしい。なんだか我慢ができなくなって、シャワーだけ浴びて本を持って外へ出た。とりあえずの目的地は最近海沿いにオープンしたばかりのスターバックス。海の日だし。

電車で隣町まで行くとJRが海沿いを走り、海開きしたばかりの砂浜近くの駅で降りる。

押しつぶされそうなくらい空が青い。

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しばらく歩くとそれだけで汗だくになるくらいに今日は暑くて、すぐに羽織っていたシャツを脱いだ。こんなところで服装なんて気にしたところで知り合いに合うわけもないし、華奢な身体でインナーのタンクトップ一枚になるのにも躊躇ない。この気楽さがいい。

海沿いの道に続く路地裏に入るといよいよ自分はここではストレンジャーで、なんだか一人旅でもしてるみたいだなと、そんなことを思う。

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効きすぎた暖房で目が乾く車での帰り道。
「どうしてそんなに遠くに行きたいの?」と聞かれ、これまで何度も自問したその問いに改めて答えを考えてみた冬の夜。

旅みたいなもんだよ。一回きりの人生だし、長い連休があったらせっかくだから旅にでも行きたいって思うでしょう?そんな感じだよ。

思いつきにしてはそれらしい回答をひねり出すことができて、俺は満足してダウンジャケットの襟に顔を沈めた。

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海沿い、きらきら光る青く広い海、ゆっくりと行き交う船舶、強烈な陽射し。2012年の夏はとりあえず良好な様相。
やっぱり悩みは尽きないし仕事だって簡単じゃない。諦め切れない思いや消化不良の蟠り、未だにちくりとくる痛み、思い起こせば切りがない。
車窓からの風景を眺めながら少し前の事でも思い返せばそれだけでセンチメンタルになったりもするけれど。

汗をかくことすら気持ちよく、今のところ俺の旅は順調です。

written by DITA | 日記

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