2008,Nov,29,03:11

今日のこと

「禁煙中なんですか?」
「おお、よく気付いたね」
「いや、まかないの後に吸ってないの不自然だなぁって」

1年前、彼は就活していたこの時期に煙草の本数を減らしていた。
絶対に人前でさめざめ泣いたりなんかしない彼のこと
やっぱり「金がないからだ」とは言わなかったけれど
譲れないものと、そうでないものを明確に分けることができる彼は
やっぱり強い人なのだろう。

全く金ないくせに、今月入った僅かな給料を愛知県証紙と煙草1カートンとドトールコーヒーで綺麗に使い切ってしまうような俺に、今一番必要なことなんだろうなぁ。

切り詰めなきゃ。このままじゃ来月、再来月動けない。

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授業の無い金曜なのに、午前中から起床。
銀行へ行き窓口でお金を下ろして、キャッシュカードの再発行手続きを済まし


何度目だ。平針。

もう飽きてきた古臭い病院みたいな雰囲気の試験場で、免許証番号下1桁を3にしてもらう。


ここまで紛失癖が激しいと、もはや俺の傾向かなんて思ってしまったり。

そう、I'm 劣性。

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ということで、人生初の整形手術。
麻酔の注射では歯を食いしばったものの、痛みはもうそこから皆無。

メスで皮膚を傷つける振動や、電気メスで皮膚を焼く音に耳を澄ませる。
その奇妙な感触に、なぜか顔を覆う布の下で思わずにやけてしまう。


執刀医と看護婦の会話を聞きながら、何が行われているのか想像してみる。

「…うん、そう…そこ持ってみて」
「…ここですか?(ごそごそ)」
「ちがう…、もうちょっと、うん…そう。そこ…」

エロいww
どうってことないことだけど、無事終わればと強く祈る。

手術はものの30分足らずであっさり終了。
手術代金はもちろん再発行したばかりのクレジットカード。

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飲食店情報誌の年末商戦のおかげで、いつになく早い始まりの忘年会シーズン。

やっぱり今日もバイトは死ぬほど忙しく。
スタッフのみんなも俺のプチ整形になんて気付く余裕もないそうな。

かく言う俺も、「今日は大人しくしててね」なんて言われてたことも忘れ、一心不乱に料理を作りまくり、ホール内を走り回る。


ヘルニアを患っているげんじくん。再来月手術することになるかもしれないそうな。

「もしそうなったら、頼むな。協力してくれよ」

就活、あるんですけどね。1月ですよね。
説明会、行きたいんですけどね。

一番俺のことを目かけてくれてる人だし、感謝したってしきれない。
たまにその有り余る人間味に苛立つこともあれど、やっぱり俺はあなたが好きです。

けれど不意にこんなことを言われて、俺はやっぱり自分が可愛いんだなと痛感。

則天去私と自分本位。

漱石も戦ったこの二律背反。
相反するものを紐解いたり、使い分けたり、選択したりするのって、やっぱりしんどい。

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I wanna be your gentleman 変われる場所を探しに行こうか
誰かみたいに
I wanna be your gentleman 引っ掻き傷は癒えないのさ
治らないんだ

君といるのが好きで あとは殆ど嫌いで
周りの色に馴染まない 出来損ないのカメレオン

"終わらないプレリュード 奏でて生きてゆくみたいだね"って
僕ら笑う 死んでるように

生まれたままの色じゃ もう駄目だって気付いても
逆立ちしても変わらない 滅びる覚悟は出来てるのさ

勘違いしないでね 別に悲しくはないのさ
抱き合わせなんだろう 孤独と自由はいつも


僕は、Strange Chameleon
歴史には価値の無い 化石の一つになるのさ

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2008,Nov,26,22:19

Phase 2

実に1ヶ月ぶりに、リクルートスーツに袖を通した。

そういえば、実習終わってからクリーニング出すの忘れてたな。

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「俺は爆弾を抱えさせたかったんだよ、多分」
「爆弾?」
「そう、爆弾。俺は今も生きているという、俺の存在という爆弾。始めはそれがそのうちに爆発することを願ったのだけど、今はもう、爆発しようがしまいがどっちでもいいんだ。彼女がこれから生きていく中で、その爆弾を抱えていけばいいんだよ。ふと夜にベッドの上で、他の男の腕の中で、その爆弾の存在を時折感じて、胸を締め付け、迷いを感じては飲み込んで苦い思いをすればいいと思ったんだ。一種の復讐みたいなもんさ」


そう君は言うが、そんなに上手くはいかないさ。
女ってのは、そういう爆弾をふとした瞬間にどっかに置き忘れるということが出来る生き物だ。雨上がりの傘のように。
それでも、世の中のどの男もこういう思いを抱く経験がある。
俺が目の前の長い長い道に向けて踏み出した一歩も、こんな感じな寂寞の思いが足を動かしたのだろう。

男と女は、違う生き物だ。男は過去の色恋と際限ない虚栄心を抱えて、女は幸福への強い願望と月経周期を抱えて生きている。

だからこそ、共に生きるというのは、すごく難しい。

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就職活動、第2フェーズ。

セミナーの会場に着くと、通りに出て道案内をしているスーツの若い男が。
大方2010年入社の内定者だろうと思って頭を下げると、高校時代の旧友。

なんでも、ただのバイトなんだとか。

「こんにちわー2階で受付してますのでお上がりくださいー。
                 …頑張れよ」

ありがとうよ。クラスで一緒になったことないけど俺らってなんで知り合ったんだろうな。


セミナーの内容は至って普通な、業界の概要とビジネスモデルの説明と、グループワーク。
もうこんなの飽きてきた。

そしてその後の社員との交流。
意外にも会場にいる学生の8割方は女性で、学生達の質問はエリア職やFP職に関するものばかり。質疑応答の時間自体もそんな流れに。

負けてたまるかと、一人で手を挙げて聞きたいことを聞きまくる。


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俺達が普段から持っている、イメージ。

銀行員は固い。
緑のメガバンクは体育会系。
赤のメガは紳士的。
30代システムエンジニアは独身。
地銀に勤める50代は家庭的。
ガタイが良くて顎が出ている商社マンは料理が上手。

俺も就活中の学生ながら、その就活中に入ってくる情報の数々。
ちったぁそういうことに詳しくなっても、また別段階のステレオタイプに均されている。


「御行の社風や、支店・支社の雰囲気が伺いたいのと、そういった場にどのような人間が合うとお考えか、お聞かせください」

「社風は、わからない。『我が社は若いうちからやりたい仕事を任せられる社風です』なんてよく言うけど、例えばうちの会社で、私は今まで自分のやりたい仕事をやらせてもらってきたけど、そうではない人もいるでしょう。品格を重んじる人もいれば、楽しむことをモットーにしている人だっている。それは多分どこの会社に行ったって同じだし、人に聞いて解るものじゃない。自分で軸を持って、『社風』としてでなく『自分に合うかどうか』という基準であなたの肌で感じていくべきだと思う」

「また、『軸』ですか」(勿論心の声)


この受け答えをした人は紳士過ぎるくらい紳士な人だったけれど、その前に話を聞いた行員は確かにおもしろい人だった。

当然、組織が存在すればそれ特有の雰囲気というのもあるだろう。
けれど、そこに行けばそういう雰囲気の最たる人のような上司にめぐり合えるわけじゃない。

当たり前のように振りかざすようになった「社風」という言葉。
それよりも、自分の軸の方がよっぽど大切なのかもしれない。やはり。
バイト先の塾を思い返してみればいい。俺がその職場の雰囲気にマッチしていたか?
4年間も続けてきたのは、自分がやりたくてやっていたからだろう。


「社風」と似た観点で、これから見ていくべきものとすれば、それはその業界の持つ雰囲気と、その中で同業他社にないその企業独特の業務体系・ビジネスモデル・ネットワーク・勤務形態・経営理念で、そういったもの全体からにじみ出る企業の「色」かもしれない。




まだ11月末。これからどうなるのかわからんが。

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「また、『軸』ですか」(勿論心の声)

「面接をしていて私が一番嫌いなのは、無色透明な人。それぞれ個性があるのに、面接の場になるとそれを押し殺してしまう人がたくさんいる。そういう場では、『私はこういう人間です』と、もっとアピールしていってほしい」


質問した俺に向けて唐突に面接のアドバイスを始めた人事の方に、いらぬ期待を抱いてしまったりしつつも、どうせあの紳士も、今日帰宅して飯食って風呂に入りゃ俺の顔なんてすっかり忘れているだろう、なんて。

逞しい想像力なんて持つべきじゃないなと思いながら歩いている時、携帯には伝言メモ。


ようやく、再び燃え始めた就活の火が、JRの通過電車の風に消されないよう注意しながら、忘れていた書類をわざわざ千種まで提出しに行く。

やれやれ。



2008,Nov,24,17:09

勤労感謝の日

勢いにまかせて13時間も寝てみる。
こんなに寝たのは、、いつ以来だろう。思い出せない。

思えば今年の夏前、就活を始めたくらいからか。
24時間の中から妥当な睡眠時間をポコっと抜き出して、限られた時間に予定をぎゅうぎゅうに詰め込むように生活してる。

貧乏暇なし。やることいっぱい。

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「チクタクワニに追いかけられているわけでもあるまいし」

 ………?
 ちく……わ?なんです?

「ちくわじゃないちくわじゃない。チクタクワニっていうのはね、時計を食べてしまって、常に――ちくたくちくたく、時計の針の音をさせているワニのことよ。『ピーターパン』に出てくるわ」

 またピーターパンですか。よほど好きなのですね。

「そのチクタクワニは――作中、唯一の大人であるフック船長のみをつけ狙う。ピーターパンやウェンディ、子供たちには――どうやらそれが見えていない・・・・・・・・・
 チクタクワニに追われることが、大人になるということならば、それはなんだか嫌な話ね。」

 『ピーターパン』って、どういうお話なのです?

「実際のところ、ディズニーの映画と原作はだいぶ話が違う――っていうかほとんど別物で。ピーターパンはうんと幼い頃迷子になって、そのまま誰にも見つけられないで、歳をとらなくなった永遠の子供なの」

 ? 迷子になって歳をとらなくるって、因果関係がよくわかんないのですが。

「そこらへんは作り話だし。つっこまれても。とにかく、永遠に大人になれないピーターパンは妖精ティンカーベルと異世界ネバーランドを冒険し、同じく歳をとらない永遠の子供たちのリーダーになるの」

 なんか死後の世界っぽいですね。迷子になったままピーターパンは死んで天国にいっちゃたんじゃないですか。

「……その解釈は初めて聞いたわね。ま、童話ってのは比喩表現の集合体だし、解釈は個人々々で好きにやればいいと思う」

 はぁ。そういうものなのですか。

「面白いのはね、ピーターパンが万能無敵のヒーローとして描かれているんじゃなく、純粋で無邪気な反面、善悪の区別がついていないんじゃないかってくらい身勝手な性格をしているところ。永遠の子供ピーターパンは、あらゆる意味で子供の象徴、子供という概念の象徴なの。
 そして――ピーターパンの宿敵、フック船長はその逆で、大人の象徴。子供たちを弾圧する暴力の化身としても描かれているけど、合理的で優しい紳士の顔ももっている。いくつもの顔をもって世渡りしなくちゃいけない大人の象徴なのよね。
 主人公のウェンディは、ピーターパンに導かれるままにネバーランドへつれてこられ、ピーターパンとフック船長の対決に巻き込まれるの。そして、その一大決戦を乗り越えて、ピーターパンとともにフック船長を打ち破り、普通の女の子でしかなかったウェンディは精神的に成長し、大人になってしまうのね。
 すると恐ろしいことにピーターパンの態度が豹変し、ウェンディを殺すために追いかけてくるの。ネバーランドに子供しかいないのは、大人になったやつから順番にピーターパンが崖から突き落とし、フック船長と同じようにチクタクワニの餌にしちゃってたからだった――という大変に気持ち悪いオチがついて終わり」

 うわ。それは……、童話というよりホラーです。ほとんど化け物じゃないですかピーターパン。むしろそんなピーターパンを倒そうとしていたフック船長の方が正義の味方に思えますが……。

「ま、話はそれで終わりなんだけど、いちおう作者さんが説明することによると、この物語は一種の比喩なのよね」

 ……というと?

虚 構ファンタジーじゃなく現 実ノンフィクションてこと」


全てのウェンディは、大人になる。

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今日はホールセールの会社に会いに東京へ行くはずだったけど、またしてもオジャン。
まぁ今回の件は来月頭に持ち越されただけで済んだから、良しとしよう。

先週、久しぶりに就活ノートを開いた。20日間も怠けていたという事実にひたすら落胆。
それでもやっぱり、自己分析だって進まなくて、ES書ける段階なんてまだまだほど遠くて。
結局時間もなくなりバイトに向かう。

なにやってんだか。

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バイトのインカムの所為で発生した右耳の膿が、もう1ヶ月も治らない。
気になって気になって仕方がないのだけれど。

耳鼻科なんて行ってる暇もないし。どうにかならんもんだろうか。

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たっぷり寝た。久しぶりに。

ここが切り替え時だ。いつまでもモラトリアムでいられるわけがないんだ。

いい加減、動き出そう。

チクタクワニを飼いならせ。それが大人だ。多分。



2008,Nov,20,02:05

昨日、馬鹿げた今日、翌日

11/17(月)

ダルすぎる身体を起こし、今日のためのプリントを作る。
何気なしに手帳を開くと、早い時間からイレギュラー業務。
焦って地下鉄に乗り込む。

業務後のしゃかしゃか。もう店長にも馴染みの顔になってしまったみたい。

塩焼きそばを啜りながら、復讐が生きる意味になり得るのか考えてみる。
答えなんて出るわけないけど。


終電を逃したところで1限にも迷いが射し、そして財布の紛失に大いに凹む。
コンビニに走る彼女。ごめん。
その間、俺が浮かせたタクシー代1万で今頃美味いもんでも食って遊んでるであろう受験生を、本気で呪う。

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11/18(火)

朝日の射すベッドの上。
財布を失くした、その現実に暗くなる。コメントにさらに凹む。

「磨り減った分は元には戻らないんだよ?」

いっそ涙が一気に流れれば楽なのに、滲むだけで嗚咽ばかりが漏れて、苦しい。
ゼミを諦める彼女。ごめん。

借りたお金で帰宅。


「先生財布失くしたんでガッコいけませんごめんなさい」
「DITA今日発表でしょ?来なさい」

電話で叱責され、風呂にも入ってない身体で泣く泣く大学へ。
これっぽっちも理解してないくせに、みんなの前で微分方程式を応用した薬品投与実験の講義。
ペニシリンが云々。一回目の投与からの時間が云々。


平日にしては異常に休む暇のなかった居酒屋業務。

「財布失くしたんですよ」
「辛い時期ってのは、そういうことは続くもんだよ」

気分が落ち込んでいる人にどれだけ一般論を投げても、響かないものなんだよなぁと、改めて実感。
俺がいつもしてること。


借りた¥2,000を綺麗に使い切って帰宅。
一日の終わりに、ちょっとだけ救われる。

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11/19(水)

朝っぱらから財布紛失の件でオカンにめちゃくちゃ怒られ、しょげる。

「返してよ?このお金」
「わかったって」
「わかったってじゃないって」
「わかった。ごめんなさい」

何故、俺が怒られる。全部失くして途方にくれてんのは俺なのに。凹んでるのは俺なのに。


酒の酔いに任せて、俺にまたがり腰を振りながら快感を貪っていた姿を思い出しながら、1限のドイツ語へ向かう。

仲良くなった(そして助けてもらっている)1年生の女の子。
「風邪、治ってないじゃないですか」
「風邪のこと考えてる暇ないくらい忙しいの」

ドイツ人の二枚目講師は、再履修の堕学生のやる気を、宿題をやってあるかで計ろうとする。

やってあるさ。舐めるな。


お金が無いから昼食のために帰宅。
プリントも作って、PARCOカードの利用停止のために栄に寄る。
A.S.Rが移転していた。新しい店を横目に、「今年はボードなんてな」と肩をすくめる。

栄の街を歩く。

人混みを歩いている時、周りの人の顔を眺めながら歩く癖。
誰かの短編の中にあった。そういう時人はその中に誰かの顔を求めているんだって。

その感じは解る。誰かを求めて歩いている。

誰か。


目ぼしいものはなにも見つからず、千種へ。
財布を持ち去ったどこぞの受験生への怒りを含んだプリントを配布し、偉そうに喋る。


終電後のファミマ。今日は一段と寒かった。

年末がくる。確実に。
いつものように。今日この感じを受け継いで。

dililili di like this.
dalalala da like that.

身を切る空気に響く。
部屋の中、丸くなる背中で語る。



2008,Nov,17,04:24

青春は先週で終わった

裸で抱き合って 隣人と将来などを
孤独な思いで見つめんだ

悩みは尽きないや
切ないが ぐれるな

恋に身を投げるロミオ
美談にならない時代だ
よって僕もまた旅人

ありがとう こんな僕に付き合ってくれて

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小さな橋の上に至るまでのここ数日を、牛みたいに何も考えずひたすら反芻しながら、大高緑地を越える。
通り過ぎるパトカー、胃の中で渦を巻くウィスキー。
腹痛に、目の前の坂道に、倒れそうになる。

悲しくて 悲しくて 涙さえも笑う
腹痛と一緒に、こんなラリった状態も、汐見橋あたりでようやく、天白川に落っことす。

たらこのマンションを横目に、怒りについて思いを馳せる、呼続大橋。
言われた通り、俺は馬鹿なのだろう。
一生懸命、手探りで生きてんだけどな。

人の無力さを考える、紀左エ門橋。
俺が数時間前に途方に暮れていたことについて
彼女は言及した。


自宅の部屋の扉を開く。

ゴールか、スタートか。

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テレビをつけたら          テレビをつけたら
何も感じなくなってしまったよ   何も感じなくなってしまったよ
そう いつの間にか         そう いつの間にか

無力を嘆いては           無力を嘆いては
誰に言い訳したいんだろう      誰に言い訳したいんだろう
卑怯な奴だな            卑怯な奴だな

心のスピードに           心のスピードに
振り回されっぱなしだよ      振り回されっぱなしだよ
大人になれなかった        大人になれなかった

正解にすがれば           正解にすがれば
救われると信じてんだよ      救われると信じてんだよ
気が狂ってしまうから        気が狂ってしまうから

脳が思考の停止を          脳が思考の停止を
始めたらそこから何か落とした  始めたらそこから何か落とした 
探してみたってもう          探してみたってもう
見つけられるのは 自分の手    見つけられるのは 自殺だけ

どうでもいいのに           したくもないのに
あなたの嘘に傷つくんだろう    自分の嘘に傷つくんだろう
誰とでも寝ればいい         5千人と寝ればいい

食欲あるくせに            食欲あるけど
食べるのが好きじゃないなんて  食べるのが好きじゃないのは
矛盾しているよなあ         矛盾しているかなあ

脳が思考の停止を          脳が思考の停止を
始めたらそこから何か落とした  始めたらそこから何か落とした 
探してみたってもう          探してみたってもう
見つけられるのは 自分の手    見つけられるのは 自殺だけ


友好的なのは             友好的なのは
心の奥に                心の奥に
本当の事を隠すから         本当の事を隠すから

小学5年から              小学5年から
人生舐め腐ってんだ          人生舐め腐ってんだ

汚れたいだけ              汚れたいだけ

復讐するのが             復讐するのが
生きる意味に成り果てても     生きる意味に成り果てても
悲しむ事はない            悲しむことはない

復讐 それだけが           復讐 それだけが
生きる意味に成り得るんだよ    生きる意味に成り得るんだよ
疑う余地は無いね           疑う余地は無いね

しょうがないね             しょうがないね
しょうがないね             しょうがないね
しょうがないぜ             しょうがないぜ

脳が思考の停止を          脳が思考の停止を
始めたらそこから何か落とした  始めたらそこから何か落とした 
探してみたってもう          探してみたってもう
見つけられるのは 自分の手    見つけられるのは 自殺だけ

壊さないで               壊さないで
壊さないで               壊さないで
壊さないで               壊さないで

汚れたいだけ              汚れたいだけ
汚れてたいだけ            汚れてたいだけ
汚れてたいだけ            汚れてたいだけ

汚れてたいだけ            汚れてたいだけ



2008,Nov,16,12:38

車線変更25時

ふらっふらになりながら、25時に居酒屋の週末業務を終える。

電車なんてあるはずないから
車で送ってもらうために1,2時間も社員達全員が仕事を終えるのを待つ。
馬鹿らしいけど、慣れちゃった。去年の12月なんて毎日ラストだったから。

多分今年も、そんなんだろう。

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「今日はDITAの運転で帰るか」

俺が最近元気がないと踏んだらしい店長のげんじ君(仮名)。
数少ない社員3人と俺で、店を出てから屋台のらーめんをかき込む。


「免許いつとったの?」
「なぁ、DITA就活するらしいぞ」
「まぁなぁ、色々辛いわなぁ」
「まぁでも、セフレがおるらしいでな」


げんじ君の不器用な優しさ、不自然な明るさに社員2人も同調し
バイトの俺を囲う感じ。

屋根を打つ雨の音。


俺が出会った中で一番義理人情の厚い人。
その背景には暴走族に入ってたり少年院に入ってたりしてた過去があるからだろう。

こういう人が一人だけでも、俺の名前を、顔を、声を、知ってくれているだけで
生きている意味が少しだけあるような気がしたりする。


「毎日必死ですよ。野良犬みたいに。」

すみません。笑いながらこんなこと言うくらいしか出来ないです。


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本当に俺に運転させるげんじ君。
カローラフィールダーはまだ新しく、加速もエンジンも申し分ない走り。

雨の深夜の江川線は、ほとんどがら空きで。
簡単すぎて 涙が出るぜ


「車、どんなん乗りたいの?」
「最初の車は走りゃいいです」
「まぁ最初は練習用だもんな」
「次車買ったら、これ下取り価格で売ってくださいよ」
「あぁあぁ、次買ったらやるよ」


俺はあなたに車も何もあげることができないけど

今年の12月も頑張りましょう。

それまでになんとか、また悩みだの気分だのを滅して機械のように動くバイトに戻りたいと思います。



2008,Nov,13,03:21

さくら

改装工事、終了。

今までDIARYページだけで表示してた人、せっかくだからトップから見てね。

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極彩色のネオンと、パトカーの赤灯の中を、オカンと二人で単車で走り回る。




奇妙な夢から覚めたのは、ちょうど昼時。
家主はベッドで寝てたから、こっそり家を出る。

刈谷という所はひどく田舎だけど、飲みすぎた後に目覚めるにはいい場所かもしれない。


一旦帰宅してシャワー。ロフトへ行って勢いに任せて手帳を買う。


夜の地下鉄。

こみ上げてくる、怒り。

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眠気眼で数学と格闘する日。

俺の体調や気分とは関係なく、代数学は抽象的でいて現代数学を根底から支える力を放ち、ベクトルは便利なツールとして扱いやすい。


矢場町、暇な居酒屋。

オープンキッチンのカウンター内に店長と二人きり。
仕込みをしながら、緩みきった時間をやり過ごす。

「就活することにしたんです」


BGMのジャズだけが、静かに流れる。

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もう何度目かわからない研修会。
やはり気になる彼を横目に、それなりに年長者らしく振舞う。


夕方は、俺の教育実習の慰労会。
1年からのメンバーが集合し、それぞれの酒を片手に鍋をつつく夜。
やっぱり俺の教育実習なんて、関係あるのは最初の「乾杯」だけで。

話題は性癖の話から、4年生女子の悪口や思い出話や経済の話や性癖の話まで。

「女を傷付けるのは、最低だよ」
「じゃあお前は、誰も傷付けずに、誰にも迷惑を掛けずに生きれるのか?」

口実だけだとしても、その中心に俺がいるという感覚は、悪くない。



その後はカラオケ。ハイライトはコブクロの赤い糸。

画面に映る、幾分自己主張の強すぎる明朝体を眺めながら
こういう曲に自分を投影して陶酔するような若者に思いを馳せ

気持ちのやり場に音楽を頼らなくなったのは、いつ頃からだろうと、ふと思う。

昔ほど、人の言葉に頼ることはない。
そんな年代も、、、いい加減終わるのだろうか。

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電話越しの声に、ぐぅの音も出ない夜。


「最低だよ。女として許せない。」

そうですか。

「怖い」

そうですか。

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勢いに任せてサントリー角を一人で空ける夜。

輪郭が溶け合う視界。


熱い。



名鉄西改札、「誰にも見せちゃだめ」、これが最後かもしれない、




石鹸の匂いの建物、突然のメール、酔った勢いでの電話、「あいつは信用できん」、




口約束、全てをなくしてからはどうでもいいと思えた。


これが最後かもしれない、身体に残す痕、渇いたキス、
悲しくて、涙さえも笑う


昨日が未来の欠片なら明日だって思い出だろう





37.8℃、汚い部屋、「めっちゃ嬉しい」、


連休中のSMOKE、宇宙の神秘、パラレルワールド、「大学生の恋愛は打算的だよ」、

新品のカティーサーク、「内緒ね」、





ぐるぐる、回る。



2008,Nov,7,02:21

37.8℃

オカンからもらったものか、店長からもらったものかわからんが、風邪をひいた。

俺はやはり季節の変わり目には弱いそう。

鼻腔の奥に炎症を感じ、顔とリンパに火照りを感じ、風邪薬で瞼は重く、喉には饐えた臭いの痰が引っかかっているのを感じながら。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

もう、冬がきた。

地球の公転に向かって「ちょま!」なんつっても、冬はもうこの地にどっかり腰を下ろす。
やれやれなんて言いながら焦ろうと、この冬がどんな季節になろうと、やっぱり冬は好きで。
新たな冬の到来を記念して、懐かしいものを。



サイトをフレームページにしちゃったから、前みたいにはいかないんだよね。
また工事しようかしら。

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今日、企業に電話するという就活ならではの経験を初めてした。
そんなに大したことじゃないんだけれど、「あぁ、迫っているなぁ」と実感。

もう、冬がきた。

いつもは大好きな冬の到来に胸の躍るこの時期だけど
焦り、恐怖で一杯で。

自分の大きな自信となってる大学受験の時を思い返してみても(今は丁度理転して間もないころだ)
あの頃は合格する自信があった。勉強なんて要領と練習量とモチベーションだけでできるもんだ。


会社四季報を作ってたという人によれば、
「就活は試験勉強じゃなくて、個人と企業を結ぶ契約をとるための活動」

やり方なんて多種多様だ。実際にESを企業に2回送りつけた非常識なやつだっている。


そんな中、俺に出来ること。

俺のセールスポイントはなんだ。
コミュニケーション能力、場の空気を読む力、相手の感じている所を窺う癖、フットワークの軽さ、客観と中立、不干渉、ポジティブシンキング、etcetra,etcetra,,,

それらのどれが秀逸なんだ。それを裏付けるものはなんだ。
塾での曜日チーフ、グループリーダー、満足度3位、生徒対応、
居酒屋での回し、ホール責任者、新装オープンでの仕事、クレーム処理、新人教育、社員へのゴマすり、
大学の半期休学、経験、そして復帰、就職活動への一歩、

アイデンティティすら確立出来ていない俺に、社会人なんて務まるのか。
俺にとってのクライシスはどれなんだ。ターニングポイントは?原動力は?



ここで思考が止まる。

いかんな。脳があつい。


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痛みを知って大人になる
それにも限界があって
痛みを知って臆病になる
それからが本格的

さんざん残念で絶望しそうになった
さんざん泣いちゃって絶好調になったんだ

条件はいらないよ
この一瞬に全て捧げて
後悔などなかったって
笑って言えるなら
それが最高じゃん




俺に出来ること。



2008,Nov,2,14:19

気付いたら10月終わってました。

何を犠牲にしても
守るべきものがあるとして
僕にとって今君が
それにあたると思うんだよ

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「なんか、疲れてません?」

「お前みたいな奴が愛してたなんて言っても説得力ねぇよ」

「じゃあもう今決めちゃおうよ、就職先」

「彼女ほしいなぁ」

「もう、村上春樹の世界だな」

「恋しちゃったんだ、たぶん」

「俺来年から銀行勤務なんだけどさ、これから遊ばない?」

「あ、私別れたよ」


笑いながらなら、何とでも言える。

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昨日は友人の誕生日。

バイト25時終了の後、金山に集合して、久しぶりの深夜のドライブ。

久しぶりの新舞子では、ちょっと心が折れそうなくらいに寒くて、冬の到来を実感。
今年も冬が来た。

静かに、大きくうねり続ける海を波打ち際から眺める。
なぜ波というのはこんなにも力強いのだろう。

まぁそんなことも、ふと思うだけですぐに投げ捨てる。


夜明け前、東の空が温かみを帯び始めた滝の水公園。
早朝から確信に満ちた表情でウォーキングをこなす主婦と挨拶を交わし、疲れたらブランコに腰掛ける。

知らぬ間にすっかり朝。

こうやってみんなで遊べる日々も、もうすぐ終わるのだろうか。

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久しぶりの2連休。

昨日から予感はあったものの、またも急遽休みのバイト。


今日中に、今やるべきことは終わらそう。


これも一種の戒め。

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P.S.

たらこへ。




ちなみに、俺の試合、昇段審査用。



 



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